オタク空間

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アニメ凡台詞クイズ

こんにちわ、ひげです。皆さん、名ゼリフっていいですよね。名ゼリフを聞くだけでそれが何を元ネタにしているのかわかったりしますよね。でも、そんなことをしても普通ですよね?やっぱりオタクなら名ゼリフからアニメのタイトルを当てるのではなく…



というわけで今回は普通の台詞、名台詞の反対、凡台詞からアニメのタイトルを当てるクイズをしていきます。

回答する人

回答者の中で恐らく一番アニメを見ている。

割とアニメを見ている。

あんまりアニメを見ていないが、パチンコ店でバイトをしているのでその経験を生かせるか。

あんまりアニメを見ていないうえに記憶力も壊滅的なためあまり期待できない。

問題を考えた人。そして記事を書いている人。

クイズスタート!

普通の台詞からアニメを当てるクイズ考えてきたからみんなでやろう。

いいけどルールはどいう感じ?

問題出して、わかんなかったらヒント出してくらいの感じとしか考えてないな。早押しを考えてたけどそれだと少し難しいか?

ある程度みんなで考えてからせーのでいう感じでいいんじゃない?

じゃあそういう感じでいくか(文句のひとつも言わないこいつら偉すぎるな)ちなみに五問だけだから。

ちなみにちゃんと俺でも見たことあるアニメから出題される?

そこはたぶん大丈夫、ちゃんと配慮してつくってあるから。

マイナーアニメでイキるオタクのキモイところは見なくていいのか、よかった。

言葉強いな?じゃあ行くぞ!

 

第一問

「先生、その木は母様が大事に育ててきたものなので怒ると思います…」

分かった!

これは分かるわ!

全然わかんないんだけど…。

俺も全然分からん。

halはともかくそろが分かんないのはちょっとやってるかも。

halは見てるか分からんけど、そろは絶対見てるね。

え、マジで…。もしかして最近のやつ?

割と最近のやつだね。

最近の作品で…先生が出てくる…?母親のことを母様と呼んでいて…主人公の台詞か……?

あ、これもうわかんないやつだ。

じゃあなるみやとひかる分かってるっぽいから正解言ってもらうか。せーの

無職転生

正解!

あ~~~~なるほどね~~。たしかに言われてみればそうだわ。

 

第一問の正解は無職転生でした。そろは2期を見るために最近見たので、答えられなかったのは少し痛いですね。あとhalは無職転生は見たことなかったようです。第二問からは答えられるのでしょうか。

 

第二問

「うん、まぁ、これくらいの仕上がりでステージ上がる子は全然いるけどねぇ、マジのクオリティ求めるっていうならまずは体力だよねぇ!」

これは…なんだ…?

これステージってことはアレ系だな!だとすると多いんだけど!選択肢が!

これ分かったわ、多分アレだな。

また俺分かんねぇんだけど。

これはhalも見てるはずなんだけどな。

えぇ~?全然分からん。

俺は分かったわ。

頑張れってhal!真似すると、うん!まぁ!これくらいの仕上がりで!(甲高い声)みたいな感じだから。

そうだね、うん!まぁ!これくらいの仕上がりで!(裏声)みたいな感じだね。

いや~俺も分かんねぇわ。

じゃあまたなるみやとひかるに回答してもらうか。せーの

推しの子!

正解!

あ~~~~なるほどね~~。たしかに言われてみればそうだわ。

お前そればっかだな。

ごめん、俺推しの子最後の方見てない…。

おい!最後まで見とけって!

いや、でもこれぴえヨンの台詞で割と最初のほうのシーンだと思うけど…

え?これ有馬かなの台詞じゃないの?ステージに上がる話してるから最後のほうっぽいし…

両方違います。これはぴえヨン(アクア)の台詞です。

あ~そういうことか、なるほどね。

俺有馬かなだと思って物真似してたんだけど。

だから裏声ではなかったんだな。なんの伏線回収だよ。

 

二人は問題に正解することはできましたが、誰の台詞かまでは完璧に分かって無かったようです。この辺りもルールに組み込めるとより面白くなるかもしれませんね。

 

次は一言って感じではなく会話です。

第三問

「絵に書いたようなウェーイ系だった」「あれを相手にするのは分が悪すぎる」「急いで海から離れましょう」

わかんね~~~~。

お前いつも分かんないな。

ウェーイ系が出てきて海に行くアニメか…。

これは最近のアニメでかつみんな見たことあるはずだから全員答えられるぞ。

確かに聞いたことあるフレーズなんだよな…。

俺これ分かったわ。

ひかる以外に分かるやつないか?そろとにゃんちゅうはそろそろ分かって欲しいんだけど。三問連続分かんないのはまずいよ。

すまんが全然分からん。

俺も。

私は悲しいです。じゃあひかる答え言って。

ぼっち・ざ・ろっくでしょ?

正解!

あ~~。言われてみりゃそうだ。

え?ぼっち・ざ・ろっくって海行ってたっけ?

問題の通り、すぐに海から離れるから印象が薄いだろうな。

ウェーイ系にエンカウントしてぼっちちゃんがとけちゃうんだよな。

このときはとけたんじゃなくてペラペラになったんだけどね。

うるさ。

 

第三問にして正答者が一人になってしまいましたがこのあとの問題も答えられるか心配になってきました。

 

第四問

「7年ぶりに使ったよ、このサイン」「屋根裏部屋で話そう、か。安心した、無事で」

分かった!これ俺今日パチ打ったわ!

おい!ふざけんな!クイズとして破綻するじゃねーか!

多分俺も打ったけどこんなシーンパチであったっけ?

新しいほうには出てくる。

なるほど、古いほうしか打ったことねーから知らなかったわ。

パチンコの話で盛り上がるのやめろ!

パチンコが存在しているってことは多分アレだな。

パチンコにクイズを破壊されるのは想定してないよ~~;;。

分かってないの俺だけ?間が七年空くアニメがコードギアスしか出てこないんだけど…。

はい…それ正解です…。

萎えちゃった。

 

パチンコのおかげで回答できるという想定外の事態が起きてしまいました。まぁ答えられないよりはいいか…。ちなみにこの問題に出てくるサインは襟を引っ張る、というものです。次が最後の問題です!

 

第五問

「ごめんね~、奢るって言ってこんなもんで」「あっ、ありがとうございます」「ストロベリーでいい?」「はい」「よかった。まぁ、私チョコ派だから、嫌って言っても飲んでもらったとこだけど」

おごってもらってるシーンか…。

これって女二人の会話?

そうです。ちなみにちょっと前の作品です。

また分かんないんだけど俺でも見たアニメ?

絶対見てます。お前とそろはパチンコでしか答えられてないんだから頑張ってくれ。

分かんないけど頑張ります…。

ちょっとこれ分かんないかもしれない。

俺もはっきりとは分かんないから会話の雰囲気で答えるわ。

なるみや以外分かんない感じだから、なるみやに答えてもらうか。

じゃあ、勘だけど響け!ユーフォニアム

正解!

確かに、言われてみれば会話の感じユーフォっぽいな。

会話の感じとか言われても全然分かんないかも。

ちなみにどのシーンか分かる?

勘で答えたから分かんないな。

コンクールのオーディションのあとにメンバーに選ばれなかった夏希先輩に久美子が呼び出されてファストフード店に行くシーンね。

あー!確かにこんな会話してたわ!

結局お前とそろはパチンコでしか答え分かってなかったけどな。

これからはもっと集中してアニメ見ます…。

 

皆さんいかがだったでしょうか?問題を作ってるときにはこれ答えられるのか?と不安になっていましたが、回答率こそ低いものの一人は回答してたしちょうどいい塩梅だったのではないでしょうか。ただ、オタク以外の人間には難しいクイズなのが何ともしがたいところですかね。漫画とかでもできそうなのでやってみたいひとはいろいろ考えてやってみてはいかがでしょうか。

今年を適当に振り返る

 皆さん、こんにちは、ひげです。今回は今年のあれこれを振り返っていこうと思います。このブログ、エロゲの話がほとんどなのに今年は全然エロゲやってません。前の記事以降にやった作品の話からしていこうと思います。

 

セヴンデイズ あなたとすごす七日間

面白かったです。全年齢の作品でsteamに売ってます。セールもしているときもあるんで買いやすいと思います。ボリュームもそこまでなく、丁度良かったです。

 

アマツツミ

面白かったです。共通とほたる√が特に好きです。ちなみに2√くらいやってないし、プレイしたのも今年じゃない。は?

 

スマガ

面白かったです。少し気になるところはあったものの全体通して読みたくなる内容でした。年始に父親の実家で、ノートPCを使ってプレイしてたのでギリギリ今年のプレイです。家族みんな同じ部屋にいた状態でプレイしてたのでかなりひやひやしました。

 

さくらの雲*スカアレットの恋

面白かったです。でも好みの話をするならアメイジンググレイスのほうが好きです。

 

ジュエリーハーツアカデミア

面白かったです。でも好みの話をするならアメイジンググレイスのほうが好きです。

 

 今年やった作品は3作品しかないんですねぇ〜。エロゲというコンテンツが現代に向いていないのが悪いです。俺は悪くない。

 そんなことよりも今、自分がはまっているのはプリキュアです。現在放送中の「デリシャスパーティープリキュア」はもちろん、「ドキドキ!プリキュア」を見ています。もともとプリキュアは何作か見たことがあったのですが、前から気になっていた「GO!プリンセスプリキュア」を見たらプリキュア熱が再燃しました。「GO!プリンセスプリキュア」は何作かプリキュアを見たなかでも一番面白いと感じました。みなさんもぜひ見てみてください。

 来年は流石にもうちょっとエロゲしたいですね。取りあえず自分は、今積んでいる「さくら、もゆ。」から頑張って消化していこうかなと思います。それでは。

アインシュタインより愛をこめてAPOLLOCRISISをやった感想

 みなさんこんにちは、ひげです。今回は去年の10月末に発売されたアインシュタインより愛をこめての続編であるアインシュタインより愛をこめてAPOLLOCRISISをプレイしたのでその感想を話していきたいと思います。
 結論から言うとめちゃくちゃ面白かったです。正直、前作だけでは解消されていない部分が多くて未完成と言わざるを得ませんでした。しかし、今作でそれらが解消されて完成されました。あとやっぱり新島夕氏のテキストが好み過ぎました。クソガキ主人公の成長も見れたので僕は満足です。
 GLOVETYの新作に期待しています。次回は最初からこのクオリティで出してほしいですね。今回はここまでです。ありがとうございました。

最近やった作品について振り返る

こんにちは、もうひげとしか呼ばれないのでひげおぽんと名乗ることは無いであろうひげです。暇なので久々に記事を書いています。最後の投稿からどれくらいたったのかも知りません。この空いてしまった期間にやった作品、主にエロゲについて感想を述べていきたいと思います。

こなたよりかなたまで
 死が間近に迫った主人公が死を迎えるまでにどんな選択をするのか、という話でしたがという話でした。とても面白かったです。めちゃくちゃリアルな話題をしてるのに吸血鬼というメルヘンなものが出てきたときには大丈夫かと一瞬疑いましたが、そこもちゃんと考えた上で組み込まれていて感心しました。自分に1番刺さったのは幼馴染みの子の√でした。その子の名前はもちろん覚えていません、やったのが10ヶ月前なので。

CARNIVAL
 こちらもだいぶ前にプレイしたのでキャラクターの名前を一切覚えていません。しかし内容はとても良かったです。本筋の話はシンプルで分かりやすかったですし、ルート分岐がとても多く、攻略していくのも楽しむような一昔前のエロゲという感じがしました。そういった作品が好きな人はプレイしてみるといいかもしれません。ただ僕はCG回収率50%くらいで辞めました。

ガンナイトガール
 誰も知らない作品かもしれませんが、「9-nine-」などでかずきふみ氏の作品です。主人公たちの住むとある田舎に軍の学校ができ、そこに巻き込まれていく話です。伏線の張り方というか、見せ方がとても上手くて面白かったです。どの√も楽しめました。かずきふみ氏の作品はあまりやったことなかったので他にもプレイしてみたいですね。たまに500円で投げ売りされているので、興味のある方は是非プレイしてみてください。

スーパーダンガンロンパ2 さようなら絶望学園
 今回の記事の中で唯一全年齢の作品です。あらすじは有名だと思うのであまり説明しません。これはマジでよかったです。キャラクターにもとても惹かれましたし、シナリオもめちゃくちゃよかったです。推理やアクションの難易度も、何回かゲームオーバーになるくらいで丁度いい塩梅でした。普段ノベルゲームをしない人でも楽しめるんじゃないでしょうか。V3は、まあ、うん。

もののあわれは彩の頃。
 これも誰も知らない作品かも知れませんが、「さくらの雲*スカアレットの恋」などのライターである冬茜トム氏の作品です。記憶を無くした主人公たちが、命がけのサイコロをやらされる話です。これだけ聞くとおもんなさそうですが、実際はめちゃくちゃ面白かったです。そのサイコロのルール自体もちゃんと作り込まれていて、展開もアツいし、伏線の回収もちゃんとやるしで最高でした。セールで半額になってることもあるので、そのときは是非買ってプレイしてみて下さい。

ポケモン超不思議のダンジョン
 これをこの中に入れるか迷いましたが、面白かったので入れておきます。シナリオもよかったし、曲もよかったし、やっぱりこのシリーズには外れがないなと思いました。あとこの作品は、シリーズの中では出てくるポケモンが多い方だと思うのですが、それがよかったですね。剣盾でリストラされたポケモンやメガ進化に久々に会えて、僕は満足です。

 久々の記事でしたが、いかがだったでしょうか。僕は結構楽しかったです。本当は今プレイしてるアマツツミまで終わらせてから記事を書こうと思っていました。先に記事ができてしまっただけで、アマツツミの進行が滞ってるわけではないです、決して。他にも気になってる作品があるので、それもプレイした上で記事にしようかなと思っています。今回はここまでです。ここまで読んでくださってありがとうございました。ちなみにMonkeysは買いません。

アインシュタインより愛を込めて 感想

こんにちは、ひげおぽんです。今回は「アインシュタインより愛をこめて」をクリアしたのでその感想を述べていきたいと思います。

 

単刀直入に言うと僕は微妙だったと思います。まずはネタバレにならない程度に話をしていきます。攻略順は、佳純→忍→唯々菜→ロミでプレイしましたがこれが正解っぽいです。ただ、ロミを最後にしてしまうとBADENDのロミ√が後から見れなくなるのでどこかでロミ√をやってもいいかもしれません。

 

最初に個別ですが、全体的にいいとは言えません。特に佳純、忍√は微妙でした。ロミ√はグランド√に直接つながる話でしたが、他個別√をもう一回やるみたいな内容で微妙でした。さらにどの√もボリュームが物足りませんでした。個別で唯一よかったのは唯々菜√でした。グランド√は駆け足気味なのをみれば面白いですが、詰めが甘いって感じですかね。ネタバレ無しで書けるのはこの辺までなのでここからはプレイ済みの人のみ見てください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

攻略した順に具体的な感想を書いていきます。

佳純√

最初は共通で話されていた通りにセコンドとして主人公がヒロインを勝たせようと奮闘する話でした。その辺の話は別に普通でしたし、片桐がくっついてたのが結構よかったです。でもオチが微妙でしたね。急に主人公の容態が悪くなり記憶喪失はさすがにあれだと思います。

忍√

この√はなかなか微妙でした。ヒロインが経営してる店を少し助けただけでヒロインとヤるのはちょっと…。と思ったら急に拉致られて、変な組織で戦闘させられるという、なんとも言えない感じになってました。内容、オチ、共にダメダメでしたね。ボリュームもないし。

唯々菜√

これは面白かった。最初はヒロインの問題を解決しようと奮闘、そこで恋に落ちるが途中で離別、ヒロインのために再び奮闘、最終的に自分の命をかけてヒロインを救う、ありきたりではありますがやっぱりおもろしろいですね。

ロミ√

前述の通り他√の焼き増しで序盤は微妙でしたね。ただ最後で主人公が消滅したのは少し驚きました。こっからグランドに繋がるのは嫌いでは無いです。

グランド√

過去回想から始まり2ndOPに入る流れは少し痺れました。2ndOPはこの作品の楽曲の中では2番目に好きです。その後は急展開が続き少し置いてけぼりでした。ビビったのはロミとのシーンが一回しかなかったことです。僕はあまりシーンには期待していなかったけど、そうだった人は相当頭に来たんじゃないでしょうか。最後のタイトル回収はかなり驚きました。よかったと思います。まあその後の戦闘まるまるカットしたのも驚きでしたが。

この作品は僕以外からの評価も低いです。その理由は伏線の未回収や最後のほうの粗さ等様々ですが僕としては大きな理由はひとつです。それは主人公が成長したといえるような描写がないことです。僕はこの作品の体験版をプレイした段階で、人の気持ちを理解できない、他人に関心がない主人公が他人と交流していくうちに成長していく話なのかなと思いました。しかしいざ蓋を開けてみればそんなことはなかったです。そもそも主人公に明確な目的も目指すものもないのに成長する姿が見られるかと言えばそんなわけはありません。

これは僕の妄想の面が強いですが、目的を持たせるという意味でどこかのルートで新世界の扉を開けて世界を滅ぼす展開があっても良かったと思います。なんなら個別全てそれでも良かったかもしれません。そうすることで新世界の扉を開かなかったグランド√で、切望していた世界の真理よりも仲間やヒロインのほうが大切に感じられるようになった主人公の成長が分かりやすくなるからです。でもそれは8年前のはつゆきさくらの焼き増しになるので、新島はそこを嫌ったのかなぁとも思えます。別の展開を考えるなら、逆にグランド√だけ新世界の扉を開け、生き残った人類(ヒロイン達)と主人公の構図を作り敵同士の関係から主人公が更正されていく様子を描くとかになりますかね。でも多分こういうのは予算がかかって出来なかったんじゃないかなぁと勝手に思っています。だらだら書きましたが言いたいのはもう少しやりようがあったんじゃないかなぁということです。

総評としては、個別は唯々菜√がよくて、楽曲はどれもよく、タイトル回収がきれいだった。でも全体的に掘り下げが足りてなかったかなといった感じです。今回はこの辺で失礼します。ここまで読んでいただきありがとうございます。では。

白昼夢の青写真感想

みなさんこんにちは、ひげおぽんです。今回は「白昼夢の青写真」の感想について話していこうと思います。当然ながらネタバレが含まれますのでまだプレイしてない人はここでブラウザバックすることをおすすめします。





















まず発売前の印象から言うと、あまりよくありませんでした。体験版をみた感じでしたが。ラプラシアンの作品は一つだけやっていて、その作品があまり合わなくて会社への信頼が少し低かったというのもあります。それ抜きにしても体験版範囲では気になる点が目立ってました、個人的には。
三つの全く別の物語があり、それが繋がる本筋があるという構図はとても面白いと思いました。しかもどの話も面白そうで本筋も謎が多く、興味深かったです。しかし、前述の通り気になる点がいくつかありました。一つは展開の強引さです。case2ではウィルが酒を飲んで錯乱し、鹿を盗むシーンがありました。読んでいて、ん?と思いました。いくらそこに至るまで不幸が重なり、躍起になっていたとはいえそんなことにはならんだろと思いました。有島が妻をレイプするシーンも一緒ですね。展開の雑さが少し気になりました。もう一つはヒロインの顔と声帯が一緒だということです。いくらシナリオゲーと呼ばれるような作品でも多様なヒロインが見たいものです。
これらの理由で最初は買うつもりはありませんでしたが、某空間での評価が高かったのと、†公式エロゲ実況者†のペリカンがかなり評価してたので購入を決めました。
実際にプレイしてみると、なかなか面白かったです。case1、2、3の中では3が一番好きです。最初から写っていた写真がカンナの撮ったもので、それがハレー彗星の撮影場所答えであると同時にカメラマン飴井カンナの答えでもあったというのはとてもいいオチだったと思います。1もそこそこ好きです。有島が死のうとしてから立ち上がって自分の話を書き始める展開は結構好きです。case2は、まあ、普通です。case0は最初のほうはかなり面白かったですね。今まで全く分からなかったことが分かるので、凄くワクワクしてました。
ここからは不満点です。一つは体験版の段階で感じていたようにヒロインの多様性の無さです。これが思ったよりもきつかったです。まあ体験版ですでに分かっていたことだし、それを理解して購入したのでこれについてはそんなに言いません。もう一つは作品を読み終えたときに感じた消化不良感です。プレイし終えたときはこの感情の正体がいまいち分かりませんでした。暫く考えて分かったのは山場が無かった、あるいは遅かったということです。僕はこの話を読みながら、世凪の感情が戻ってくるところで山場を迎えるだろうなと思っていましたが、実際は違いました。もとの世凪を取り戻す計画が実行された後の世凪は記憶を少し取り戻しただけでとても全快とはいえず、山場と言うには少し気持ちよくないなと思いました。その後も特に何か起こる分けでもなく、基礎欲求欠乏症の説明をして、世凪がもとに戻る決断をして終わりました。作った側としては、この別れる時が最大の山場だったのかもしれませんが自分としてはあまり盛り上がれませんでした。それにかけて盛り上がっていったりするとよかったんですが急だったのであまり感情移入できませんでした。あと個人的にはすべてのcaseを見終わったときには世凪には全快してほしかったなとも思います。全快してからの基礎欲求欠乏症になるみたいな落差が欲しかったです。
だらだら書きましたが総評としては、大筋の話は面白かったです。ただ自分には合わなかったなぁといった感じです。今回はこの辺で、では。

「やがて君になる」の感想

こんにちは、ひげおぽんと申す者です。今回はやがて君になるを読んだのでそれについて感想を述べていきたいと思います。もちろんネタバレ有りなので読んでない人はここでブラウザバックすることをおすすめします。






























今回、この作品を読むきっかけになったのは友人の勧めです。百合漫画だというのは最初から知っていて、それ系の作品にあまり触ったことがなかったのでそこまで読むことに乗り気ではありませんでした。でも友人が貸してくれるというのでせっかくだから読んでみるか、と思い読みました。

百合漫画というので最初は俗に言うきらら系と呼ばれるやつだと思っていました。しかしいざ蓋を開けてみれば女子同士の恋愛を丁寧に描いていてびっくりしました。主人公が女の子なだけで普通に恋愛漫画ですよこれは。7巻の最後とか脳内でオレンジ(とらドラED)流れてました。

ただ普通の恋愛漫画と言うにはやっぱりちょっと違うんですよね。普通の恋愛モノを見ているときに思うのが、こんなこといちいち考えるか?ということです。やたらキャラが慎重になったりして、細かいことが気になる自分はそういう風に思うこともあるんですよね。しかしこれは女の子同士の恋愛、慎重にならないわけがないのです。女同士での恋愛が当たり前の世界でもないし、リアリティーもあるのがかなり好きです。

展開については申し分ないですね。恋愛モノの王道を踏んでいます。最初は片想いから始まり、段々両思いになるけど気持ちを上手く伝えられないが、最後にはお互いの気持ちを理解し成就する、まさに完璧ですね。最初は好きになるまでが早いなとも思いましたがその理由もしっかりとしていたし、燈子の設定はかなりはまっていたと思います。家族や友人が亡くなってその人の代わりになろうとする話って結構ある気がするんですけど現実でもありうるんですかね。それはいいとして、本当の自分がはっきりとしていなくてそれを見つけようとする話って結構まとめにくいと思うんですけどちゃんと生かし切っていたのもまたよかったですね。

ちょっと下品な話をすると、ちゃんとs〇xまでしているのが自分としては評価が高いですね。これは自分の性的嗜好の話ではなく、女の子がイチャイチャしてるだけのゆるーい百合漫画との差別化をしっかりしているのが流石にわかっているなぁと思いました。

全体的によくできた作品でした。アニメも二期が来る前までに見てみたいと思います。普段は漫画はあまり読まないしエロゲの記事ばっか書いていましたが、たまにはこういうのもいいかもしれませんね。今度漫画で記事を書くなら宝石の国辺りになりますかね。その時はよろしくお願いします。

今回はここまで。では。